トルコキキョウのクラッチブーケ

本日ご紹介させていただくブーケは、「トルコキキョウ」をメインに使ったクラッチブーケです。

トルコキキョウは、年間を通して出回っておりますが、旬は初夏~です。生花を取り扱っていた際、暑い時期は、お花にとっても、つらい時期です。その為トルコキキョウは暑さに強いお花だったので、大変重宝致しました。
お花の特徴としては、花びらが薄く、花びらの縁がヒラヒラとしている所です。まるでドレスの裾のようです。そして、最近は、生産者さんの努力で、このフリフリがどんどん立派になり、1輪の大きさも10センチを超える物まで出てきました。
花びらが薄く、ひらひらしていると、どんな雰囲気に仕上がるかと言うと、お花の輪郭がふんわりしているので、優しく、柔らかいイメージのブーケに仕上がります。バラがギッシリ詰まったブーケは、目鼻立ちがしっかりしている感じでしょうかね?・・・

トルコキキョウは、ヒラヒラと外側に花びらが広がる特徴がありますから、それだけだと、バランスが悪いので、そんな時に合わせるバラは、少し小ぶりでカップ咲きのバラを合わせます。

主役のトルコキキョウを守り立てる引き立て役に、今回はバラは使用しました。

そして、トルコキキョウはその花自身では、目鼻立ちがしっかりしているわけではないので、グリーンや、全然形の違う、小花などで、周りを囲ってあげる事によって、トルコキキョウの存在感を引き立てる事ができます

そんな思いで、再度こちらのブーケを見ていただけると、嬉しいです。